ニートから就職するにはどうすれば良いのでしょうか?
ニートになってしまう理由は、人によってそれぞれ事情があります。
ニートにも二つのタイプがあると思われます。
元から就労意欲があまりない人と、ストレスや長時間労働が原因で辞めざるを得なかった人ですね。
両者もちょっとくらいは自由に生きても良いじゃんという想いはありますね。
ニートから就職するのは、社会人経験が乏しいので不利ではありますが、不可能ではありません。
面接で必ず聞かれるのは、ブランク期間に何をしていたかです。
遠回しに話してしまいがちですが、面接官には言い訳にか聞こえません。
今までの行動を正直に伝え、前向きな回答をすれば誠実感が出ますよね。
スキルを取得しておけば、面接の時にその旨を伝えれば説得力もあるでしょう。
そのためには、現状から抜け出すことが必要になりますよ。
長い人生なので、途中で歯車がかみ合わなくなり上手く行かないことは誰にでもあります。
今までの生活を見つめ直してみてください。
そこで、図書館に通うことをオススメします。
図書館には多くの本があり、知識を得られる絶好の空間です。
生きるヒントが隠されているので、騙されたと思い実際に通ってみてください。
そこで得られた知識はあなたの財産になるので、人生に迷った時に手助けしてくれます。
それだけ価値があるので、ニートから脱出する大きなステップとなります。
諦めないで前向きな気持で挑めば、念願の就職も実現できるようになりますよ。
目次
- 1 たとえ今ニートでも、あなたなら大丈夫!
- 2 ニートが悪いわけではない!
- 3 ニートになってしまった理由とは?
- 4 ニートが就職を成功させる方法とは?
- 5 ニート脱出のきっかけとは?
- 6 ニートからの就職で気をつけるべきポイントとは?
- 6.1 ニートの就職で気をつけるべきポイント1.初心を思い出す
- 6.2 ニートの就職で気をつけるべきポイント2.強い意志を持つ
- 6.3 ニートの就職で気をつけるべきポイント3.ブランクはきちんと伝える
- 6.4 ニートの就職で気をつけるべきポイント4.空白の期間をを埋める
- 6.5 ニートの就職で気をつけるべきポイント5.資格を取得する
- 6.6 ニートの就職で気をつけるべきポイント6.声を大きく出す
- 6.7 ニートの就職で気をつけるべきポイント7.新卒とは異なる
- 6.8 ニートの就職で気をつけるべきポイント8.精神的自立をする
- 6.9 ニートの就職で気をつけるべきポイント9.プライドを捨てること
- 6.10 ニートの就職で気をつけるべきポイント10.説明する
- 6.11 ニートの就職で気をつけるべきポイント11.ひとつずつやっていく
- 7 ニートでも就職できる!
たとえ今ニートでも、あなたなら大丈夫!
暫くのうちは働く事が非常に億劫で、失敗も重なり嫌になることは沢山あるでしょう。
ですが、無理してすぐに働く、と言うよりも自分が一瞬でも仕事をしよう、と考えた瞬間に動く事が非常に大切だと思います。
今ニートから就職を目指したいと悩んでいる人がいるのであれば、
「あなたなら大丈夫です」
と言いたいです。
私もいろいろとありましたが、最終的には就職できましたので、あなたならきっと大丈夫です。
でも自分の思いや状態はきちんと伝えてください。
絶対に大丈夫です。
あなたならできます。
大丈夫です。
あまりおそれず不安をなくしてくださいね。
あまりニートだからということは考えなくて大丈夫ですよ。
あまりストレスを感じないでください。
人生はどの段階からでも復帰することが可能です。
また、知らないだけで高収入の仕事もニートから就くことができます。
新卒じゃないとだめだとか言う人が時々いますが、そんなことは絶対にありません。
挑戦しようとしたときがチャンスのときなのです。
自分の可能性を無駄にせず、挑戦してみてください。
社会はそんなに厳しい場所ではありません。
優しくしてくれるときもあります。
人ができないことをあなたがやって、自分ができないことは他人がやってくれます。
このようにみんな仕事をしているので、安心して社会に出てきてください。
ニートが悪いわけではない!
ニートで仕事をしていないということは決して悪いことではないと思います。
ただいつまでもニートでいることは周りも、少なくとも自分自身でも望んではいないと思います。
ニートの期間は長い人生の中での休憩時間と思うようにして、前向きな気持ちを持ち続けて就職に臨むことことが重要です。
働きたいという気持ちがまず大切です。
迷惑をかけてしまった大切な人がいるなら、働いた後に恩返しをしてあげたらいいと思います。
まずは就職をするために見聞を広め、時間を有効に使い努力しましょう。
ニートの時間はきっと無意識的にいいリフレッシュになったと思います。
ニートから脱出したいと悩んでいるのであれば、小さなことでも良いので目標を持つことから始めてみませんか。
目標を持てば、気持ち的にも前向きになれますよ。
家に引きこもっている期間が長いと思われるので、外の環境に慣れることから始めよう。
外に出れば、さまざまな刺激を受けます。
また、働いている友人に相談してみるのも効果がありますよ。
2年近くニート生活を送っていた友人も社会復帰できました。
ニートは持て余すほどの時間がありますね。
スキルを身につけるために学ぶことから始めてみるのも良いでしょう。
また、ニートを対象にした転職エージェントもあるので活用するのも一つの手ですよ。
ニートになってしまった理由とは?
ニートになってしまったのはなぜでしょうか?
ここでは、ニートになってしまったその理由をみていきましょう。
ニートになってしまった理由1.自由になりたかった
接客業をしておりましたが、仕事内容を覚えることがたくさんあり難しく、労働時間も長く休みも少なかったので精神的に辛かったからです。
そんな中周りの友人たちは休みも多く充実している時間を多く過ごしている話を数多く聞く中で段々と仕事に対して気持ちが削がれていってしまい仕事を辞めることばかり考えてしまい、結果辞める結果となりました。
私がニートになってしまった理由は、前の職場が部署によってブラック化していたからです。
仕事を辞めたくなった理由は、労働時間の長さと人間関係が悪化してきたのが決め手でした。
また、ストレスが溜まり限界に達してきたので辞めたいと思うようになりました。
拘束される日が毎日のように続くと、苦痛から解放されて自由になりたいという気持ちも芽生えてきましたね。
ニートになってしまった理由は、会社を辞めたいと言う気持ちが高まったことと、自由になりたい願望があったからだと思われます。
ニートになってしまった理由2.うつ病になった
私がニートになってしまったのは、
うつ病になってしまって身動きが取れなくなってしまったということがあげられます。
病院へ通ってドクターストップがかかってしまったのでニートになりました。
一年間くらい自宅に引きこもりました。
とてもつらかったですしニートということを感じるのがものすごく辛かったです。
それに周りの人にいろいろといわれてつらかったです。
ニートという言葉を聞くたびに自分に響いてつらかったです。
とてもしんどかったです。
ニートになってしまった理由3.気力がなかった
私がニート状態になったことは2回ほどあります。
私は4年生大学卒業後、アミューズメント関係の職に就いておりました。
会社自体は中小企業と言った所ですが、福利厚生などもしっかりとしており、企業イメージも良く満足しておりました。
しかしアミューズメント業とは、サービス業ですので正社員と言えど深夜まで働き、翌日は早朝に出社する、といった不規則なシフトでの就労により、体調を崩し、心身共に削られて行くうちに1年ほどで退職する事となりました。
その後は就職活動をしつつも、試験を受けては落ち、受けては落ちを繰り返していくうちに段々と働き始めるためへの努力が億劫になってゆき、家にいる時間が段々と長くなりほとんどニートという状態になってしまいました。
そんなある日、友人からアウトソーシング系の会社の紹介を受け、面倒ながらにも面接を受け、見事に合格。
晴れて1度目の脱ニートを果たしました。
ですが、その会社でもトラブルは多々ありました。
自分の持っているスキルと派遣先の求めているスキルの不一致や、昼夜、仕事中問わずかかってくる派遣元からの電話で段々とまた精神をすり減らします。
派遣先での仕事もあまりうまく行かず、派遣元に呼び出されては理不尽な説教を受ける日々を過ごし、最終的に精神を病んでしまい、約2年半でこの会社も辞めることとなりました。
それ以来、真面目に会社勤めをする気力も起きず、また以前の様に怠惰を貪る生活に逆戻りすることとなってしまいました。
こうして私の、2回目となるニート生活が始まったのです。
やる気も、やることもなく、薬を飲みながら毎日ダラダラと過ごすだけの実家に居座り、親のスネを齧る生活は、やはり気持ちのいいモノではありませんでした。
しかし仕事も長くは続かない。
大学を卒業しているのにそれを活かした仕事にもつけづ、「自分が社会に適合できない人間」と思うようになってきました。
以前同様、ニート生活と言うのは自分にとって居心地のいいものではありませんでした。
何とかしてニートから脱却しなくては、しなくてはと考えてるうちに3か月が過ぎていました。
そんなある日、自分の貯めていた貯金を削りつつ、薬の量も減ってきた頃にふと頭をよぎったことがありました。
「そもそも働き方を間違えているんじゃないか?」と。
今までのサービス業や、派遣の仕事は、自分のデスクに向かって仕事し、トラブルがあれば顧客の対応をする、と言った仕事です。
そういった仕事が向いていない、と思い出したころには、
「じゃあ働き方を変えればいいんじゃないか?」
と考えるようになり、仕事をするということに対して段々と前向きに考えるようになっていきました。
そして、私は今までと違い現場に自分が入るような仕事の会社に就職しました。
今まで体を動かすような仕事をしてこなかった分、体は非常に疲れますが、精神的な疲労が少ない分、非常に私にとってストレスなく楽しく仕事ができている、と今は感じております。
ニートになってしまった理由4.人間関係に失敗した
私がニートになってしまった原因は、人間関係の構築に失敗したためです。
一度は就職しました。
しかし、上司との関係の構築に失敗してしまい、仕事について質問できず、また会社にいることすらも難しくなってしまったのです。
会社を辞めて、実家に帰り、毎日youtubeやゲームに明け暮れていたのです。
ニート生活は自分をいじめたりする人がいないため、とても居心地がよく、自分の居場所がある感覚に陥ってしまったのです。
ニートになってしまった理由5.働く意欲が失せた
私がニートになった理由は、私が建築業で働いていた頃、勤め先の会社の社長が認知症の疑いが強まったことが原因です。
私のポジションは役員と部下の間に挟まれる、中間管理職のようなポジションでした。
日ごろから役員と従業員の間で板挟みにあい、多少のストレスはありました。
中間管理職といえば、世間一般でいえばストレスが溜まるポジションではあります。
しかし、建築業特有のさっぱりとした物言いと考えが、この業界で働く者の根幹にあるので、トラブルが起きた場合でも後腐れなく、ストレスを溜めるということはありませんでした。
社長自身は70歳という年齢のわりに、頭が柔らかく、若い従業員の相談事やこれからの体制など柔軟に対応するような性格でした。
以前より社長はうっかり忘れることがありましたが、従業員間で「それも性格かな」などと特に気にする様子もなく、酒の肴に出る程度の話でした。
しかしそんな社長も、次第に疑わしい行動や言動をとるようになり、社長自身が現場で問題を起こし始め、複数の取引先より出入り禁止が言い渡されるようになりました。
さらには社内でも、雇用契約書で決めた従業員の給与ルールがいきなり無かったことになるトラブルが発生。
他にも従業員へ暴言や暴行をするように。
社長はまるで別人にでもなったかのようでした。
役員や私が状況が良くなるように最善の努力をしても、もはや手に負えない状況でした。
その社長の変貌について、従業員間で「お金が厳しくなったのか?」と初めは思っていましたが、役員に詰め寄り帳簿を閲覧。
決してそのような財務状況ではなく、むしろ前年より良くなっていた時期でした。
以前からみんなうすうす気付いていたことである、認知症の疑いが強まっていきました。
そんな状況だったため、従業員の不満が溜まりに溜り、ついには過半数の従業員が一斉にやめるというクーデターが発生。
そして従業員給与の不払いも発生。
社長への恩などはありましたが、もはや手に負えず。
状況が改善するように尽力しましたが、給与不払いの状況は変わらず。
自分の生活が次第に不安定になっていったので、退職しました。
社外と社内の対応に追われて疲れ切った私は、後遺症として働く意欲が失せ、ニートの生活となりました。
ニートになってしまった理由6.就職活動に失敗した
私がニートになってしまったのは、大学在学中の就職活動で失敗してしまったからです。
業種にこだわりすぎて、受けた企業が全て落ちてしまいました。
また、実家に住んでいて、まだ自分が働かなくても、親から食事が提供されていて、ニートになっても困ることがなかったのも、自分がニートになってしまった要因です。
実家の居心地が良く、車も自由に利用できるので、ニート生活で困ったことがないのです。
しかし、心のどこかでこのままではいけないという気持ちは持っていて、アルバイトなどをすることもあります。
ニートになってしまった理由7.病気のせい
私がニートになってしまった理由は病気のせいでした。
大学4年生の就職活動が解禁される直前、少しモノのみえかたに違和感があって眼科に行ってみたら両目に網膜剥離が見つかりました。
一時は、治療をしながら就活もしていましたが、だんだん状態は悪くなり手術が必要になってきました。
また、両目とも網膜剥離があったので一度に手術することは出来ずに、片眼ずつ期間を開けて治療していく方針になりました。
そのため、多くの時間を入院などの治療のための時間に取られてしまい。
春から夏にかけてほとんど就活をする事は出来ませんでした。
秋になり、やっと治療にとられる時間が減ってきて就活をしようといくつかの企業の面接を受けていましたが秋募集をしていない企業がほとんどなのでなかなか面接に行き着くのは大変でした。
また、面接にたどり着いたとしてもこの時期まで何をしていたのかと聞かれて正直に目の病気の事を話すと面接官の人たちは同情はしてくれましたが、一緒に働く事を考えるとリスクが高いのかなかなか内定を頂く事が出来ませんでした。
そんなことが卒業ギリギリまで続いており、就職留年をするかどうかまで追い詰められる事になりました。
しかし、結果として金銭的な理由から就職留年する事は出来ずに内定なしで大学を卒業すふことになりました。
それからしばらくはやる気を完全になくしてしまい実家でだらだらと過ごす日々が半年ほど続いていました。
ニートになってしまった理由8.嫌な上司がいた
学校を卒業して、嫌な上司がいたので「あっもう会社行きたくない」と思って辞めますと言ったのです。
引き止められましたが、精神病みながら仕事するのは嫌だったので辞めますの一点張りで通しました。
私のポジションは部署内でも一番下っ端だったので、私の業務は先輩から引き継いだものだったので、先輩が新しく入った人に教えればいいとおもったので有給休暇全部使って退職しました。
ニートになってしまった理由10.長時間労働とストレス
私がニートになってしまった理由は、長時間労働とストレスが原因にあると思われます。
もう少し頑張ってみようと努力はしたものの、精神的に限界かなと感じたので仕事を辞めました。
特に会社の経営状態は悪くありませんでしたが、自己都合の理由で退職しました。
長い人生の中、仕事人生は約50年間もあるので、先行きが不透明であればふとしたきっかけでニートに転落してしまうリスクは誰にでもありますね。
ニートが就職を成功させる方法とは?
ニートの状態から就職を成功させるためのは何が必要でしょうか?
ニートが就職を成功させる方法を紹介していきます。
ニートが就職を成功させる方法1.勉強する
再就職するにあたり、仕事をしていない分時間はある程度作れると思うので、働きたい職を見つけることができたのならば、その仕事についてあり余る時間を使って勉強することが大切だと思います。
勉強することにより仕事像が少し垣間見ることはできますし、無事就職が決まったとき少しばかり気持ちが楽に感じると思います。
時間を決して無駄にはせず、見聞を広めることはとても大切だと思います。
ニートが就職を成功させる方法2.転職エージェントを利用する
ニートになってしまう理由は、人によってそれぞれ理由が異なります。
私が思うニートから就職を成功させるためには、マッチした転職エージェントを活用することですね。
転職エージェントも、それぞれ特徴があるので、第二新卒やニート向けの転職エージェントを選ぶことが必要です。
マッチしない転職エージェントを利用してしまえば、条件が合わなくて就職先がなかなか見つかりません。
難易度を下げアルバイトから始めるのも良いでしょう。
短期のアルバイトであれば、就きやすくなるので、仕事を慣れることから始めてみませんか。
また、不規則な生活を送っていることが多いので、普通の生活に戻すことが大切になってきますね。
ニートが就職を成功させる方法3.積極的になる
ニートの状態から就職を成功させるために必要なことは、
- 自分の病気を治すこと
- 人とかかわるということを積極的にすること
- なるべく緊張しないこと
があげられると思います。
それに自分はいつまでもこのままでは生きられないんだということをしっかりと気にして考えて生きていったほうがいいです。
自分で稼ぐ力を身につけなければなりませんので。
どうしようもありませんしとても大事なことだと思いますのでしっかりと考えたほうがいいと思います。
ニートが就職を成功させる方法4.スキルや資格を得る
少しでも気になった業種や、会社などの試験はどんどんと受けて良いと思います。
ですが、当然の事ながらその会社の事や業界の事についてはしっかりと勉強をし、それに見合ったスキルや資格などを取得することで就職の成功率はグンと上がります。
ニートが就職を成功させる方法5.外に出る
まずは、外に出ることが1番であると思います。
どんなに就活をしようと会社を探したりしても、実際に面接に行くことが出来なければ意味がないからです。
また、その次に必要になることは、人に伝えることを忘れない。
よくあるのは、面接練習を自分でやっていくため就活応援本の見本のまま答えてしまうことがよくあります。
しかし、それでは面接管は自分のことを理解してくれません。
その点、わがままと思われてしまったとしても、自分の思っていることや求めている条件をしっかりと伝えて理解してもらうことが重要なのです。
ニートが就職を成功させる方法6.生活リズムを整える
ニートは、毎日の生活リズムがバラバラです。
その生活を続けていると、次第に働く意欲と社会に戻ろうとする気持ちがなくなっていきます。
「今日がダメなら明日頑張れば良い」、「やる気が出てから行動しよう」、「良い条件の会社があったら応募しよう」など、時間の期限や制限がないために、ダラダラとした生活が続きます。
数あるチャンスを目の前で見送る癖がつき、やがて復帰のチャンスが見えなくなる状態へと変わります。
そんなニートが就職を成功するためには、就職をするという目的ではなく「とりあえず社会に戻る」という目的を持つべきです。
きっかけは何でも良いです。
アルバイトからでも良いです。
いっそのこと日雇いのバイトでも良いです。
そこからスタートして頑張っていれば、誰かが引っ張ってくれることがあります。
私の場合がそうでした。
ニートを長く続けていれば、当たり前ですが次第にお金がなくなります。
最低限の生活を続けていくのに困難な状況になり、やむを得ず日雇いのバイトをするようになりました。
そこで毎日少しずつ頑張っているうちに、取引先から引き抜きにあい、正社員として就職することができました。
ニートが就職を成功させる方法7.身だしなみを綺麗にする
ニートになると、就職するには新卒とは少々状況が異なります。
一応、大学の卒業証明書は持参しますが、大学からの推薦枠ではありません。
私は、理工学部のため、技術力には自信がありましたが、その自信だけでは転職するのはとても困難でした。
具体的に技術力を証明する資格などを取っていると、技術力をうまくアピールでき、就職活動でも役に立つ気がします。
また、ニート生活が長いと、身嗜みが乱れがちですが、身嗜みをきれいにしておくことも大切です。
特に、髭剃りは毎日した方が良いと思います。
私がニートから就職を成功させるための原動力になったのは危機感でした。
ニートが就職を成功させる方法8.自信をもつ
親がまだ若く現役で、両親ともにバリバリに仕事をしているので家にお金をいれなくても生活できるというニートの方のいるでしょう。
私はこの環境がいけないのではないかと思い、自分を追い詰めたら就職する意欲もわくのではないかと思いました。
しかし、日々ゲーム三昧、眠たくなったら寝て、目が覚めても起きたくなければ起きない生活をしている人間がいきりなりガラッと180度変われるものではなく、まずは家の手伝いから始めました。
職業「ニート」より「家事手伝い」の方が自分に自信がもてるからです。
自分に自信をもつことからはじめました。
ハードルは低くていいです。
今日は風呂掃除みたいな感覚からはじめました。
ニート脱出のきっかけとは?
ニートから抜け出そうと思ったのはなぜでしょうか?ニート脱出のきっかけを紹介していきます。
ニート脱出のきっかけ1.辛かったから
一番は精神的に働いていない状況が辛く感じたことです。
周りの友人たちはしっかり働いていることによる強い劣等感や両親への罪悪感など、働いていないことが引き起こす精神的な面で早く働かなきゃいけないという気持ちからニートを早く脱しようと思いました。
また、金銭的に厳しくなってしまったからです。
いつまでもニートでいられるとは思っていませんでしたが、やはり収入がない分、なにもできず、収入がない中でも支払わなきゃいけないものがたくさんあるので、収入を得るためにもニートを抜け出そうと思いました。
ニート脱出のきっかけ2.生活に張り合いがないから
ニートが長く続いてしまうと、何も目標や目的もなく生きているので、生活に張り合いがなくなってしまいます。
私も、半年以上そんな生活を送っていて、ネット難民のように放浪していた時期もありました。
ニートが長いと、生活が不規則になり怠け癖がついてしまうのです。
人間は、本来できるだけ楽をしたい本能を持っていますしね。
お金の面については、10年近く収入ゼロでも生活できる蓄えはありましたが、ニートが長く続くと社会復帰が困難になるため、その状態から脱出しようと思い始めました。
ニート脱出のきっかけ3.生きていけないから
ニートから抜け出そうと思った理由は、
「このままでは生きていけなくなると感じたから」
というのが一番の理由です。
いつまでも親のすねをかじるような生き方をしていたら親にも悪いですし親にとても申し訳ないと感じたためです。
それに自分一人で稼いでいくという力を身につけなければいずれは自滅してしまうということが言えると思ったからです。
それから自分で自立するということがとても大事だということを感じたからです。
なかなか思うようにはいかないと思います。
ニート脱出のきっかけ4.逃げ出したかったから
経済的な不安や、親への負担よりも、実家暮らしの私としては平日なのに家に居る事の慣れなさと、実家にいる兄弟からの目が全部ストレスになってました。
そのストレスから逃げ出す、と言う意味で「何か仕事をしよう」と考えた次第です。
ニート脱出のきっかけ5.貯金がなくなったから
まず、貯金が底を尽いたからです。
なんとかしてお金を稼がないといけなくなり、就職しようと考えました。
次に、親が死んだからです。
去年の夏に親が死んだため、自分でなんとかしないといけなくなったためです。
そして、ニートをやっている間に取得した資格を利用してみたいと考えたからです。
せっかく勉強して取得した資格なので、有効に使いたいと考えたからです。
最後に、友人が会社を探してくれて、人事とのパイプ役を買って出てくれたため、挑戦するのが容易になったのです。
ニート脱出のきっかけ6.バイトがきっかけ
私の場合は、ニートから抜け出そうとは思いませんでした。
その気持ちの私がニートから脱出できたのは、やむを得ず働いた日雇いのバイトがきっかけです。
始めは働くことが億劫でしたが、一日一日と働く機会を積み重ねるうちに体が慣れ、お金を稼ぐという意欲が湧き始めました。
慣性の法則と一緒で、心もひとたび動き出してしまえば、その方向へ勝手に進み始めます。
動き始めたら惰性でも良いと思います。
きっかけなんてそんなものでした。
ニート脱出のきっかけ7.申し訳なさ
両親に頼り続けることに対する申し訳なさがありました。
ニートを脱出しようと思ったきっかけは、いつまでも両親に頼っているわけにはいかないと思ったからです。
世間体もありました。
若い青年がいつも自宅にいるのは近所の人に不審に思われてしまうからです。
特にそれについては両親への風当たりが強く、両親に対して申し訳ないとも思い始めました。
友人に対する体裁もきつかったです。
また、同年代の友人と時々会うのですが、友人たちがしっかりと仕事を持っているのに、自分には仕事がないのが恥ずかしいとも思いました。
「自分の好きなものを買いたい」という気持ちもあります。
自分の趣味に関して高額買い物ができないのも、働きたいと感じるきっかけでした。
ニート脱出のきっかけ8.何が起きるかわからないから
ニート生活を続けていたある日、ふらっと外出していると母から同居している祖母が倒れたと連絡がありました。
急いで家に戻ってみると救急車で祖母が運ばれている所でした。
そのまま病院に一緒に行くと診断内容は年齢からくる軽度の脳梗塞でした。
幸い、大したことはなくてすぐに退院出来るとの事でしたが治療にかかる費用や入院費の請求をみて、驚きました。
かなりの高額なっていたからです。
母子家庭だった我が家ではそんなお金は出ないとすぐに判断しました。
そして、このような状況になったときに初めてこのままだとまずいと言う危機感が出てきました。
それはこの家を支えていかないという自覚と親もこんなふうにいつ何が起こるか分からないから自分でなんとかしていかないという心境からくるものでした。
それから就職を決意しました。
ニート脱出のきっかけ9.将来生活できないから
今は両親がバリバリ働いているのでいいかこれが20年後なった時同じ生活はできなくなります。
そして私にはスキルがありませんでした。
どこもにも就職できなくなる危機感がありましたね。
同級生の友達は上司が嫌だといいながら一向に仕事を辞めたりしません。
給料をもらってボーナスもありました。
あんなにがんばった受験勉強、就職活動いったいなんだったのかと思えてきて初めて危機感を覚えました。
親には毎日働きない、近所の人におたくの〇〇さんはいつも家にいると言われ、母は肩身が狭いと言われていたけど、そんなことは心にささりませんでした。
同級生を比べて、私の方が勉強ができたのに、私より勉強できなかったAさんが社会人だということがまぶしくみえました。
私も1年前まではそうだったのに、どこをどう間違えたんだろうと真剣に考え始めました。
周りがいくら言っても自分の心にささらないとダメなんだと実感しました。
ニート脱出のきっかけ10.ブランク期間
ニートから抜け出そうと思ったきっかけは、やはりブランク期間が出てしまったのが大きな理由にあると思われます。
仕事を辞めたばかりの頃は、とにかく毎日が自由でしたので、放浪の旅によく出かけていましたね。
しかし、半年以上経過した時にこれではマズイと思うようになりました。
その時は、会社に在職していた時にやっていた副業も中断していましたがそれを再開することに。
例え副業であっても、収入が入るので仕事への意欲も出てきますね。
会社員の時と働き方は異なりますが、フリーランスとアルバイトが個人的に向いた働き方なので路線を変更し、ニート状態から脱出することができました。
ニートからの就職で気をつけるべきポイントとは?
ニートの就職にも注意点があります。
そこで、ニートからの就職で気をつけるべきポイントを紹介していきます。
ニートの就職で気をつけるべきポイント1.初心を思い出す
1.ニートの期間が長ければ長いほど、労働に対する耐性が失われていきますので、初心を思い出し勤しむことが大切です。
2.ニートのときはライフスタイルも自分次第な面が多かったと思いますが、仕事をすると決まった時間に出社して決まった時間まで仕事をするという規則的なものが数多く存在します。
仕事が決まった場合は生活習慣を見つめなおすことがとても大切です。
ニートの就職で気をつけるべきポイント2.強い意志を持つ
ニートからの社会復帰は困難と言われていますが、そこで気をつけるポイントをいくつか紹介します。
まずは、ニートから脱出したい強い意志を持ちましょう。
意識が変わらないとなかなか先へは進めません。
まずは乱れていた生活を普通に戻すことから始めてみましょう。
そこでオススメなスポットを紹介します。
それは図書館の活用ですね。
図書館は無料で利用できる知識の宝庫です。
書籍だけでなく、Wi-Fiを利用できるところも。
パソコンを持参すれば、職探しもできますよ。
図書館に通うことで日課ができるので社会復帰への第一歩となります。
最初から高い目標を立てるのではなく、簡単なアルバイトから始めれば、途中で挫折しにくくなるのでオススメですよ。
ニートの就職で気をつけるべきポイント3.ブランクはきちんと伝える
ニートからの就職で気を付けるべきポイントは、
「ブランクがあるということをきちんと伝えたほうがいい」
ということです。
また、自分の今の状態をそのままきちんと伝えなければいけないということです。
嘘をついての就職は絶対にうまくいきません、なので嘘だけは絶対に避けたほうがいいと思います。
また、自分の気持ちや自分はこういう人だということがわかるようなことをメモに書いておくことも大事だと思います。
言葉で表せないのであればしっかりとメモしていったほうがいいと思います。
ニートの就職で気をつけるべきポイント4.空白の期間をを埋める
ニートをしていた空白の期間をどう埋めるかが重要になります。
理由付けにしても、「働く事が嫌だった」ではなく、精神的なモノであったり、資格の勉強をしていた、などを理由として使うのも良いと思います。
ニートの就職で気をつけるべきポイント5.資格を取得する
ニートは時間がたくさんあるため勉強がしやすい環境にあります。
なので、資格取得や知識の取得をするべきです。
どんな簡単な資格でも何かの役に立つことはあります。
なので、自分で無駄だと思わず、まずは勉強をしてみることが大切だと思います。
ニートの就職で気をつけるべきポイント6.声を大きく出す
ニートから就職して一番気を付けること。
それは長い間、人と喋らない生活を送っていたために、思った以上に声が出ないということです。
自分で気づかない場合がありますが、確実に声が小さくなっています。
ですので人と話すときには意識して声を出すようにしましょう。
ニートの就職で気をつけるべきポイント7.新卒とは異なる
新卒とは異なるということです。
ニートが就職する際には、大学の就職部などのフォローが受けられません。
そのため、どちらかというと転職車のように即戦力が求められます。
また、自分のスキルをアピールするためにも、資格を取得するのがおすすめです。
ニートの就職で気をつけるべきポイント8.精神的自立をする
精神的自立を目指しましょう。
ニートになる人は、実家などにいて両親のお世話になっているのではないでしょうか。
そんな場合は、いくら両親が親切で食事を提供してくれていても、家に毎月お金を入れるくらいの心構えが必要です。
ニートの就職で気をつけるべきポイント9.プライドを捨てること
プライドを捨てることが大事になるでしょう。
自分の経験からすると、ニートはプライドが高いです。
いくら就職活動で企業の面接に落ちてしまったとしても、心のどこかで「本気を出せば受かる」と思ってしまいがちです。
就職のチャンスは1企業に対して1回であることを再認識することが大切です。
ニートの就職で気をつけるべきポイント10.説明する
なぜ、ニートになったのかはっきり説明できるようにしておく必要があります。
面接でこの期間は(ニート期間)は何をしていたんですかと必ず聞かれると思ったので、正直にニートしてましたとは言えない。
階段から落ちて複雑骨折して手術が必要だったとか言うかなとかいろいろ考えました。
でもその治療期間に1年はかからないし、ブランクの期間をいかにポジティブな方向に転換して面接を進めていくかがカギだと思います。
仕事は嫌なことだらけ、就職できたとしてもニートにもどりたいと思うかもしれない。
でももうこんな思いはしたくないので思い付きで辞めることはしないことを決意しました。
決意しても人間は弱い生き物なので決意がゆらぐこともありましたが、この底辺の生活には戻らないと強く心をもちました。
ニートの就職で気をつけるべきポイント11.ひとつずつやっていく
あなたが望む働き方のスタイルによって変わってくると思われます。
働き方の多様化によりフリーランスで働く人も増えています。
ニート期間が長く続いていると、普通の人と生活リズムも変わるので、就業するまで困難さを極める要因になっています。
そのため、自分ができることから一つずつやっていくことが大切です。
その途中で壁に突き当たる出来事がありますが、決して諦めない姿勢が必要ですね。
悩んでいるのであれば、信頼している友人なりに相談することで解決の糸口が見つかりますよ。
私も若い時に、ニート生活をしていた友人を説得し就業へ導いた経験があります。
信頼している友人のアドバイスは気持ちを変化させる動機づけになると思うので、まずは相談してみてください。
ニートでも就職できる!
人の心にも慣性の法則があります。
制止している物体は制止を続け、運動している物体はそのまま進むべき方向へ直線運動を続けます。
ニートの状態は制止した状態です。
一番大変なのは、制止した状態から運動し始めるまでです。
そこに大きな力が必要です。
でも大きな力が必要だからって、制止した状態が続いていれば、そんなに力は出せないです。
始めのうちは、今ある力を少しずつ前に向けて使うだけで良いです。
少しずつ力を使い行動していけば、そのうち動き始めます。
動き始めたら、思っているより楽ですよ。
私は、ニート生活を1年間くらいしていましたが、自分の心構えを変えることで、一般企業に無事内定をもらいました。
ニートが就職活動する際は、新卒とは異なりますので、転職をするような心構えが必要です。
その時には、即戦力が求められますので、その会社のために自分がどんな力を発揮できるのかを考えた上で、面接に臨むことが大切です。
また、技術職の場合には、自分の技術力をアピールするのはとても難しいことですので、資格の取得を目指すのがおすすめです。
ニートであれば時間がたっぷりとありますので、ニートであることを生かして、時間を有効活用していくつかの資格を取ってみてはいかがでしょうか。
今はつらいと思いますが頑張れば報われる事があります。
諦めずコツコツと面接を受け続けてください。
あなたの事を理解してくれる会社がきっとあります。
いきなりハードルを高く設定すのではなく、誰もができるところからはじめましょう。
ニート支援をおこなっている転職エージェントなどもあります。
まずは相談するところからはじめてみてはいかがでしょうか。